旅笑い日記

~旅と日常の間のブログ~ 

名古屋で古代ロマン② ~七所社・御田神社~

今日は天気もよくお出かけ日和だったので、
名古屋市中村区にある「七所社・御田神社」に行ってきました。


最寄り駅は地下鉄東山線岩塚駅で、徒歩17分程のところにあります。
名古屋高速の高架をくぐったところに鳥居が見えてきます。




七所社の創建は保存されている神鏡に「元慶8年(884年)御田天神」という銘があったことから、その頃の創建と考えられるため1000年以上も経つ歴史深い社です。
毎年旧暦の1月17日に行われる、尾張3大奇祭の一つ「きねこさ祭」でも有名で、
祭り自体が名古屋市無形民俗文化財にも指定されています。



御祭神として日本武尊(やまとたけるのみこと)・天照大神(あまてらすのおおみかみ)・宮簀媛命(みやずひめ/日本武尊の妃)などの7神が祀られています。



奥へ進むと本殿が現れ、脇には立派なクスノキがたたずんでいます。






見所は多く、
①境内には古墳が3基残っている(中村区ではここのみ)
この地名を「岩塚」と呼ぶ由来となっているのこと。
2基は簡単に見つかりましたが、3つめはどこにあるか分かりませんでした。


②日本武尊が東夷征伐を成し遂げ、凱旋の帰路の際に
大河を渡る船を待つ間に腰をかけたという伝説がある「腰掛岩



③太閤秀吉が刀の目釘に使用したと言われる、樹齢千年近くの「神木ナギの木」




など、歴史ロマンを感じられるものがいっぱいです。


奥に進んでいくと、七所社の境内摂社である「御田神社」本殿がかまえられている。
御田神社の祭神は豊宇気大神。あの伊勢神宮外宮の祭神と同じで五穀豊穣神とされます。




住宅街や高速の高架下にありますが、境内内は静かでおごそかな雰囲気があり、
大きなクスノキから落ち葉が落ちてくる風景は情緒があり、いい雰囲気でした。



●七所社・御田神社
住所:名古屋市中村区岩塚町上小路7
TEL:052-412-3671
URL:http://www.kinekosa.com/index.html

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