旅笑い日記

~旅と日常の間のブログ~ 

日帰り京都 ~建仁寺とラーメン~

久々に京都へ日帰り旅行してきました。


名古屋から下道で行っても約3時間、意外とすいすいといけました。


まずは京都最古の禅師「建仁寺」へ。



建仁寺は鎌倉時代の建仁二年(1202年)に開創された臨済宗建仁寺派の大本山。
開山した栄西は日本に禅とお茶を普及させた人物として知られています。


目的は「国宝 風神雷神図廟風」「法堂天井画 双竜図」


入口から入ってすぐのところにいきなり、風神雷神はいました。




俵屋宗達の最高傑作。
たまたま関係者っぽい人が作品の説明をしてたので、盗み聞きをしていると、


左の雷神は上空からすごいスピードで降りてきて、ぴたっと急停止した時の様子。
右の風神はふわふわと等速度運動している時の様子。
当時の絵画としてはこのような動きを表すようなものは少なく、革新的な画法であると言っていました。


画の中央も余白を残したまま空間を描いているのもまた特徴だとか。


たしかにずっと見ていられる魅力のある画でした。


そこから少し奥へ進むと「〇△□乃庭」があります。





〇△□は宇宙の根源的な形態を示していて、禅の四大思想(地水火風)を


地(□)、水(〇)、火(△)で表しているとも言われています。



さらに進むと中庭「潮音庭」「大書院」など見所が続きます。







「大雄苑」と称される枯山水の前庭





大雄苑からさらに奧の「法堂」



中には天井一面に描かれた小泉淳作筆「双竜図」
2002年に創建800年を記念して描かれました。





建仁寺は見応えがあるものが多く、1カ所でだいぶ満足できました。



お腹も空いてきたため、京都のラーメン激戦地である一乗寺へ。
数あるラーメン屋の中からドロドロ系ラーメンで有名な「麺屋 極鶏」




一番人気の「鶏だく」プラス煮卵トッピングを注文。



超濃厚鶏白湯スープは、想像以上にどろどろ。
天下一品より全然どろどろ。


でも濃厚好きな自分としては大好きなラーメンでした。
ドロドロ系好きな人にはおすすめなラーメン屋です。




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名古屋で古代ロマン③ ~断夫山古墳・白鳥古墳~

名古屋市熱田区にあり、東海地方最大級の古墳である「断夫山(だんぷさん)古墳」。


全長150m、高さ16mの巨大な前方後円墳で、国の史跡にも指定されている古墳です。


この巨大さからこの地方でかなり力を持った人のお墓であることは間違ありません。


古墳の外形や出土した埴輪から、5世紀末から6世紀はじめ頃に造られたものであると推測されています。





古墳は熱田神宮公園内にあり、すぐ横には野球グラウンドがあり、休みの日には草野球の試合で盛り上がっています。
そのため公園の駐車場は満車です。



球場横には古墳のミニチュアが置かれてます。



古墳の周りには壕がめぐらされ、遊歩道が整備されていて、野球の音を聞きながら散歩できます。





この「断夫山古墳」にもヤマトタケル伝説があり、


古事記や日本書記に、「ヤマトタケルは東征の折、この尾張の地で豪族の娘ミヤズヒメと結婚の約束をかわしたが、東征の帰途病気がもとで死に、白鳥となり飛去った」とあります。
この白鳥となったヤマトタケルの墓が後に記載する白鳥古墳であり、ヤマトタケルへの思いをいだいて死んだミヤズヒメの墓がこの断夫山古墳であると伝えられています。この事から夫を断つ山、断夫山古墳と名前がついたそうです。




この断夫山古墳の南西数百メートルの位置にあるのが、ヤマトタケルが白鳥となって降り立ったとされる「白鳥古墳」です。


断夫山古墳の約半分の大きさの前方後円墳で、断夫山古墳に続き6世紀前半ごろにつくられたと言われています。






白鳥古墳は川沿いにあるため、カフェによりながらの散歩の途中などで立ち寄るのにちょうどいいかもしれません!

GW 丹後・山陰の旅③ 大山

5/4(土) 快晴


この旅最終日は中国地方最高峰である「大山」に登ります。
標高1.729mで日本百名山にも選ばれる鳥取県のシンボルです。




朝6時半頃に駐車場へ到着すると、すでに多くの登山客が登山の準備をしていました。
すぐに自分も着替えて、7時に初心者コースである「夏山登山道」から登山スタート。






順調に登りすすめ、7,8合目くらいから残雪がきれいに見えてきます。
天気もあり、街並みもかなりきれいです。







9時過ぎには頂上へ登頂。





もうアイゼンは必要なく、頂上でもシャツと軽いウインドブレイカーくらいでも十分な感じです。


頂上で昼食を食べて、9時半ごろから下山開始。


これくらいの時間から大勢の家族連れの人たちが登山を開始し、
道をゆずりながらの下山になったため思ったより時間がかかりました。


11時ごろに駐車場へ到着。


汗を流すために、近場の温泉に。


12時過ぎに鳥取を出発し、下道で名古屋へ向かいます。
帰省ラッシュに少し巻き込まれながらも夜11頃に名古屋へ到着しました。


今回は宿泊は車中泊、道は有料道路は使わずすべて下道を使ったので、3泊4日にしては安く抑えられました。

GW 丹後・山陰の旅② 鳥取砂丘・浦富海岸

5/3(金) 快晴


前日は鳥取市内で車中泊をし、この日は朝から「鳥取砂丘」へ。


朝9時頃に到着しましたが、すでに結構な人の数。
さすがに有名観光地。



駐車場は少し山の上の方へ誘導され、その駐車場から砂丘までリフトが出ています。
歩きでも全然砂丘まで近いので、お金節約のため歩きで砂丘まで下りていきます。




下へ降りるとお土産屋さんなどが並びます。


砂丘は広いので、今回はメインどころである「馬の背」エリアへ。




遠くからでも分かる砂の壁を登る大勢の人たち
蟻地獄にはまった蟻のよう






自分も靴を脱いで登ってみましたが、足が砂にとられて一歩一方があまり進まず結構しんどかった。



馬の背まで登ると先には一面日本海が広がります。





ラクダに乗れる体験には行列ができていました。
乗っているのはほとんどが子供たち。






汗だくになってきたので、早々に引き上げ、山陰海岸ジオパーク「浦富海岸」へ。
山陰海岸ジオパークとは京都府京丹後市から鳥取市までの3県にわたり、地質遺産を含んだ自然公園です。


その中で浦富海岸は「山陰の松島」と言われており、あの島崎藤村もその景観を「松島は松島、浦富は浦富」と絶賛した景勝地として知られています。







海外線沿いをずっと車で走ってましたが、ずっときれいでした。




神話「因幡の白うさぎ」の舞台である「白兎神社」







GW 丹後・山陰の旅 伊根の舟屋

GW後半は天気がいいということで、
無理のない距離で行ける山陰地方に行くことにしました。


前から行きたかった丹後の「伊根の舟屋」
「城崎温泉」「鳥取砂丘」「大山」が目的です。


常に金欠のため、交通手段は全て下道、宿泊は車中泊予定。



5/1雨


令和の新年号とともに出発。


約6時間半の下道の旅のすえ、天の橋立あたりまで到着しました。


ここから「伊根の舟屋」までは車で約30分。


が、これ以降はコンビニも何も無くなるという情報があったので、初日は天の橋立周辺のローソン駐車場で車中泊。


5/2晴れ


朝一で出発。
天気が晴れるタイミングで到着するようにしたのが大正解でした。


晴れた「伊根の舟屋」は景色ばつぐん。






一度TVで見てこんな綺麗かぁ?と画像の編集を疑ってたけど、実際に見ても遜色ないほどきれい。
古き良き日本の景色があり、穏やかな港町です。


駐車場は30分100円という観光地にしては比較的リーズナブル。
観光遊覧船に乗るのであれば、専用駐車場は無料(遊覧船乗り場は舟屋の街並みと車で数分くらいの距離で少し離れてます。)








実際に街並みの中の100年以上前の舟屋の中を見学できます(150円)。



舟屋の中からは青島が見え、地元の人に「かがんで写真を取るとフレームの枠の中に島があるように見えるよ。」と教えてもらい、撮影。



中には当時の暮らしの品々が展示されています。
家の外では子供が釣りをしてました。







海沿いにはカフェなどが立ち並ぶ一角がありましたが、まだopen前でした(たしか11時open)。空いていれば舟屋を見ながらゆっくりできそうなカフェ。




一通り街並みを散歩したのち遊覧船へ。


15分間隔くらいで出航しており、大人一人800円。
カモメの餌であるかっぱえびせんは一袋100円…たかっと思ったけどここは購入。



遊覧船の2階へ登り出発。




かっぱえびせんを持っているとカモメが寄ってきます。
が、なかなか手から直接は食べないので、最終的には放り投げる。





少し時間がたつと、今度はトンビが数羽合流し、餌を横取り。


やはりトンビの大きさ、迫力にカモメは近寄れず。






なんか、船のスピーカーから説明の音声が流れてたけど、何も聞けず30分ほどの遊覧が終了。


この時、午前11時ごろでだんだんと観光客が増えてきたので朝早く行ってよかった。


晴れの日はかなりおすすめなので、GWまだ行けそうな人にはオススメです。