旅笑い日記

~旅と日常の間のブログ~ 

ネパール〜エベレスト街道〜

ここ1週間程、標高が高い場所にいたので中々更新ができず。


今回のバックパック旅一番の目的である、

エベレストを見るためにトレッキングしてきました。今回はエベレスト登頂を目指すためのベースキャンプ(5364m)までが目的地です。

現地ガイドさん1名と登ります。



トレッキングを始めるため、

まずはカトマンズからルクラ(2860m)まで小さな飛行機で飛びます。


トリバブン国際空港

エベレスト目当ての人いっぱい



待てど暮らせど全然飛行機が飛ぶ様子がない。

ルクラの天候が思わしくないと飛ばないことはよくあるとのこと。


結局この日は3時間程待ち、お昼になってしまったのでキャンセルに。



翌日朝早い方が飛ぶ確率が高いとのことで、

朝一番の便で飛ぶことに。

朝4時起きで、空港に向かうと小一時間待ったのちようやく無事ルクラまで飛びました。



かなり小さい、16席くらい



ルクラに到着


飛行機降りた瞬間からかなり寒い。

すぐにダウンジャケットを着ました。

この標高でこの寒さかと若干恐れを感じました。


ゲストハウス的な所で、少し休憩した後早速トレッキング開始です。






…少し歩いた所でなんか心臓のあたりがズキズキと痛む。

前日の夜くらいから心臓のあたりの痛みが少しあってなんだろうと思っていたけど、

ここにきてその痛みが大きくなって襲ってきました。

呼吸をするたびにズキズキと痛み、途中動けなくなる程に痛みました。


「初日でリタイアはないぞー」と思いながら、

ガイドさんと話しながら、ゆっくりゆっくり進み、何とか初日の宿泊先パクディン2610mに到着。


椅子に腰掛けていると、少し痛みはおさまり、

ゲストハウス近くにあるガイドさんお馴染みのお店へ。



お店の子供、カメラに興味深々

少し遊ばせてあげたあと取り上げてると泣いてしまいました。すんません。


名前は忘れましたが、バッファローの肉を包んだものでなかなかうまい


道端には荷物を運ぶ牛や馬が


この日の夜、久々に彼女と電話をし(電波は結構あります)なんとか精神的にも落ち着け、明日からのトレッキングに備えます。


ちなみにWi-fiは300円程で買えますが、

全然繋がらないです。

シャワーは500円のため、この日はシャワーなしで。


2日目に続く

ネパール〜カトマンズ〜

今はネパールの首都であるカトマンズに到着しています。


ラオスのルアンパバーンから飛行機でバンコク経由での到着です。

バンコクではドンムアン空港で17時間程乗り継ぎの時間がありました。


はじめての空港泊でしたが、24時間営業のお店もちらほらあったり、意外とベンチに寝っ転がっていたら睡眠も取れました。



日本食のお店も多いです


空港内に宿泊、休憩できる施設もあります。

私はシャワーだけ浴びました。

900円程と少し高いです。



なんとか一夜を空港で過そうとマックで食事中、隣に日本人らしき女性が座っていたので、


私「すいません日本の方ですか?」と話しかけましたが、何回か無視されました。

聞こえてないのかと、数回問いかけたら、


女性「いや、韓国人ですけど」

「なんかありました?」

とかなり流暢な日本語で、警戒しながら返してきました。


自分は今旅をしていることなど、

少しずつ警戒を解いていくと、いろいろ話して仲良くなれました。

彼女も今日までタイに旅行していて、その帰りだとのこと。今は日本の神戸で働いているという。


なんかのご縁とも思い、facebookの連絡先を交換し、お別れ。



その後なんとか空港で1夜をすごし、

ネパールへと到着です。



空港を出るとすぐタクシー!と声をかけられ、

とりあえずカトマンズ市内に行きたかったので、お願いしてタクシーに乗りました。800円程。


ネパールの目的がエベレストの登山だったため、そこのタクシーに乗せてくれた人の所の旅行会社があるとのことなので、とりあえず話だけ聞きに行くことに。



社員の人がかなり日本語が上手で、

説明も丁寧なので、ここは信用できるかもと思い、エベレストベースキャンプまでのガイド手配などを依頼。(社長の奥さんが日本人でした)



明日からこの旅の一番の目的であるエベレストに登ってきます!



カトマンズ市内の様子


とにかくバイクが多い


街中にアウトドアショップがたくさんある

安いが偽物



スワヤンブナート


猿がいっぱい

今までで一番惹かれた寺院


ラオス③〜ルアンパバーン〜

ラオス世界遺産都市ルアンパバーンにいます。

郊外は別として、市内は1日歩けば見どころは周れてしまうくらいです。


ただ見どころが時間帯によって色々あります。

まずは早朝5時半から6時の間、

ルアンパバーン名物「托鉢」(たくはつ)です。


ルアンパバーンには多くのお寺があるため、

そこから毎朝お坊さんが列をなし、地元民や観光客から喜捨をもらいます。

主にお米を喜捨している人が多いです。





これを見るために2日早起きしました。

初日は6時過ぎに行ったら、既に終了の時間でがっかり。

翌日リベンジで頑張って5時半ごろに行ったら見れました。

荘厳な雰囲気でよかったですが、眠いです。


托鉢が終わる頃には、既に朝市が賑わっています。ルアンパバーンの朝は早い。





肉がすごい



日中は市内観光、お寺巡りやカフェでまったり






川沿いのカフェ「ユートピアカフェ」

起き上がるのにかなりのパワーが必要です

ユートピアカフェおすすめです。



プーシーの丘という高台に登ります。


中腹あたりに色んな仏様が


休日に平日と勘違いして起きて、今日は休みだったと二度寝する時くらいの安らかな眠り


「おタバコは吸いますでしょうか?」と言い出しそう


頂上にはこれが


あいにくの曇り空だったので、あまり…




夕方になればメコン川に沈む夕日がきれいなはず…ですが、今回は特に行っておりません笑

景色になれてきてしまったのです。



日が沈み始める17時半ごろから、

大通りにはお店を並べる人たちでいっぱいになります。

名物「ナイトマーケット」です。







スマホスタンド 音が反響するらしい





結構長い距離にお店がずらり。

織物を中心に、雑貨やコーヒーなど様々並びます。

私はお土産にふくろうのポーチを購入。


ナイトマーケットだけでなく、

夕食場所も盛り上がってます。

なかなか強烈で食欲をそそります。




ビュッフェスタイル


にく、にく、にく




私は何の魚かは知りませんが、魚を食べました。メコン川に泳いでる淡水魚かぁ、とあまり期待せずに食べましたが、かなり美味しかったです。


肉も魚も炭火で焼いており、どーいう味つけかは分かりませんが、とにかく美味しかった。

居酒屋にあったら絶対頼むレベルです。



雰囲気も落ち着いているし、飯もうまい。

ゆっくりしたい人にはオススメな街です。


私は飽き性なため、3泊で十分満足したので、

最終目的地であるネパールに向かいます!

ラオス縦断②〜サバーイ〜

ラオスの首都ビエンチャンを離れ、

ラオス世界遺産都市であるルアンパバーンに到着しました。

名前が覚えづらい都市です( ´Д`)


首都ビエンチャンは一日あれば市内の観光は十分だったかなと。

またラオス全体的に他の国に比べて落ち着いてるなーという印象です。


というのもラオスには3つの大切にしている言葉があり、

ボーペンニャン(気にするな)、サバーイ(楽に)、ムアン(楽しい、面白い)

とにかく楽に面白くという考えらしく、

確かにそれを感じられる街ばかりです。


なのでトゥクトゥクなどの客引きがあまり熱心に声をかけてきません。助かります!


ラオスはコーヒー栽培もしているため、カフェが多く、ビエンチャンではお寺巡りやカフェにいる事が多かったです。



パトゥーサイ

フランスの統治下であったからかパリの凱旋門を参考に作られたそうです。



上からの景色



タート・ルアン




首都ビエンチャンからルアンパバーンも深夜バスが走っているけど、前回で懲りたんで、

途中の街で一泊挟んでの到着です。


途中ではバンビエンという街に泊まりましたが、バックパッカーが何もしない時間を満喫する沈没スポットのよう。


たしかに昔の日本を思わせる原風景が広がっていました。






ブルーラグーン

ここ目当てに多くの観光客は来るようです。

木の上から飛び込みことができます。



本日到着のため、今日は休養し、

明日から世界遺産都市ルアンパバーンを回ります!

ラオス入国〜夜行バスの悲劇〜

えーここ1日、2日ずっとバスに乗っておりました。


まずはカンボジアはシェムリアップ からラオスの南部の街パークセーへ入国すべく朝8時からお馴染みのミニバンに乗り込みます。

(25ドル)


今回は乗車率110パーセントで、

ドライバーと助手席の間に座らされました。


お尻がいたい‥

しかもなかなか悪路でがたがた車が揺れます



牛が行く手をはばみます



休憩をはさみつつ、出国、ビザ取得(ラオスは日本人ビザいりませんが、賄賂的なもので2ドル取られます)、入国手続きを完了。

カンボジアからラオスへの越境は比較的簡単に終わりました。



他国の方ビザ取得中



無事全員国境を超え、ラオス南部のパークセーに到着した時は17時すぎており、若干暗くなっていました。


今回は宿を取らずに来ていて、バスがとまった周辺の宿に泊まろうと考えてましたが、

バスターミナルに着くと、ラオスの首都ビエンチャン行きの夜行バスが20時半にでているらしい。


正直パークセーにあまり興味がなかったので、このまま一気にビエンチャンまで行ってしまうのもありかもしれない、宿代も浮くしと思い、勢いでチケットを購入(170000キープ、2200円くらい)



悲劇はここからでした。



さすがに約13時間という長旅のため、

大型の2階建バスに乗り込んだのですが、

まず隣の人との距離感がやばい


完全に触れあっちゃってます。


まだ隣の人が良い人そうな男性(おそらく現地の人)だったのでよかったですが。


バスが走り出してすぐ消灯され、

眠くないけどしょーがないと目をつむり、

そのまま数時間走り続け、私もうとうとし始めた時に休憩でバスがとまりました。

ぱらぱらと人が降り、私もトイレに行こうとバスを降ります。


トイレを済ませて、バスに戻ると、

ん?止まっていたはずの場所にバスがいない。


少し先の方に走り出しているバスが一台見えましたが、


いや、いやいやそんなはずはない。


心拍数が2段階くらい一気に上がりそうのを抑えながら、他の場所に移っているのだと周りを見渡す。


それらしきバスはない‥

売店のおばちゃんがバスの方を指差してなんか叫んでる‥


ここでやっと現実を受け止めました。

バスがない事に気付いてからここまで約4秒。


自分の脚はすでに走り始めていました。

果てしない一本道で信号なんて全くなし。

追いつけるとは思えないが、とにかく全速力で走りました。



途中後ろから猛々しい犬の鳴き声が聞こえましたが、そんなもん今はどーでもいい。

追いかけてくるなら来い、むしろ追い風になるだけだと走り続けました。

乗務員への怒り、罵声を心の中で叫びながら。



10秒くらい走ったかな、覚えてないです。

だんだん自分とバスの距離が縮まっているのが分かりました。

バスがスピードを落としはじめたのです。


最後にはバスは止まりました。乗務員が扉から出てきて、

私の姿を捉えた時、助かったと全身の力が抜けました。


ぜーぜー息をきらしながらバスにたどり着いた私に、乗務員は特に謝る事もありません。


自分の席に戻った時には両脇のお客さんが危なかったなー、みたいな感じで笑ってました。

おそらく隣の人がまだ1人戻っていない!と言ってくれたのか、全速力で走る私がミラーに見えたのかは定かではありません。


とりあえず、あのまま放置されていたらとぞっとします。


その後がたがた揺れるバスの中

激しいバス酔いと戦いながらも、


バスの窓カーテンの隙間から見える満点の星空にも酔いつつ眠りにつきました。


私の戦いは終わったのです。


深夜バス恐ろしや