旅笑い日記

~旅と日常の間のブログ~ 

岡崎の藤と珈琲

数日前になっちゃうけど、岡崎公園の「五万石藤祭り」に行ってきました。



ここ岡崎公園は桜の名所でもあるけど、藤の花も見応えがあり、
4/20~5/6にかけて「藤まつり」が開催されています。


藤棚は岡崎公園南側の乙女側沿いにあります。



少し行ったのが早かったのかまだ残念ながら5分咲きくらいでした。
藤棚の高さが思ったより低く、かがみながら中を歩くような感じです。





藤の花には蜂が群がっており、ブンブンと羽音を聞きながら若干怖い。


藤棚の中にベンチが設置されているため、座りながら見上げる形でゆっくり観られるところもあります。


ぶらぶらと歩き、約10分くらいで鑑賞終了。



せっかく岡崎まで来たので、もう一カ所藤の名所へ。


岡崎公園から車で10分程のところにある「松應寺」。


藤の花目的で来ましたが、周辺の昭和レトロな街並みや徳川家康の父が埋葬されているお寺であることを知り、そっちの方に興味が向きました。



家康の父の墓






松應寺|岡崎の観光スポット|岡崎おでかけナビ - 岡崎市観光協会公式サイト



帰りに休憩がてらコーヒーを飲もうと検索し、良い感じの所があったので行ってみました。


炭火煎コーヒーの「こうひい庵



住宅街の中に隠れ家的にあるお店で、ママさん1人でやっているコーヒー専門店。
カウンター席4,5席とテーブル席が2つあるほどの小さなお店ですが、落ち着ける空間です。





食器やグラス一つ一つにこだわりがあり、コーヒーを注文すると自分で好きなカップを棚から選ぶというシステムです。


やはり最初はブレンドを頼みました。


珈琲も飲みやすく、ミルクとの相性も抜群でした。


岡崎に訪れた際にはおすすめの喫茶です。


名古屋で古代ロマン② ~七所社・御田神社~

今日は天気もよくお出かけ日和だったので、
名古屋市中村区にある「七所社・御田神社」に行ってきました。


最寄り駅は地下鉄東山線岩塚駅で、徒歩17分程のところにあります。
名古屋高速の高架をくぐったところに鳥居が見えてきます。




七所社の創建は保存されている神鏡に「元慶8年(884年)御田天神」という銘があったことから、その頃の創建と考えられるため1000年以上も経つ歴史深い社です。
毎年旧暦の1月17日に行われる、尾張3大奇祭の一つ「きねこさ祭」でも有名で、
祭り自体が名古屋市無形民俗文化財にも指定されています。



御祭神として日本武尊(やまとたけるのみこと)・天照大神(あまてらすのおおみかみ)・宮簀媛命(みやずひめ/日本武尊の妃)などの7神が祀られています。



奥へ進むと本殿が現れ、脇には立派なクスノキがたたずんでいます。






見所は多く、
①境内には古墳が3基残っている(中村区ではここのみ)
この地名を「岩塚」と呼ぶ由来となっているのこと。
2基は簡単に見つかりましたが、3つめはどこにあるか分かりませんでした。


②日本武尊が東夷征伐を成し遂げ、凱旋の帰路の際に
大河を渡る船を待つ間に腰をかけたという伝説がある「腰掛岩



③太閤秀吉が刀の目釘に使用したと言われる、樹齢千年近くの「神木ナギの木」




など、歴史ロマンを感じられるものがいっぱいです。


奥に進んでいくと、七所社の境内摂社である「御田神社」本殿がかまえられている。
御田神社の祭神は豊宇気大神。あの伊勢神宮外宮の祭神と同じで五穀豊穣神とされます。




住宅街や高速の高架下にありますが、境内内は静かでおごそかな雰囲気があり、
大きなクスノキから落ち葉が落ちてくる風景は情緒があり、いい雰囲気でした。



●七所社・御田神社
住所:名古屋市中村区岩塚町上小路7
TEL:052-412-3671
URL:http://www.kinekosa.com/index.html

名古屋で古代ロマンを感じる


今年の4月1日に名古屋市守山区で「歴史の里 しだみ古墳群ミュージアム」がOPENしました。


古墳と言えば奈良とかのイメージだったが、名古屋市内にも古墳が約200基もあり、
その中の3分の1にあたる66基が名古屋市守山区志段味(しだみ)エリアに存在しているとのこと。


名古屋市役所に行くと、名古屋市内の「遺跡分布図」というものが販売されているという情報を見たので、早速購入(各区によって金額が異なり、高い区は900円程度、安い区は250円程度)。
地図を見ているとわくわくしてきます。



昔から考古学には興味があり、これは身近で考古学ロマンを味わえる良いきっけではないかと早速行ってみました。


平日のミュージアムは子供連れ家族やお年寄りの方々がちらほらいるくらい。
基本的に入場は無料で、展示室に入るためには200円必要です。



1F展示室には志段味エリア古墳群を漫画で説明するVTRや、実際に古墳から出土した道具や埴輪などが展示されています(レプリカ含む)。




実際に当時の格好をして、写真撮影もできます笑


展示室を終えて2Fに上ると組紐づくりや埴輪づくり体験コーナーがあり、
外に出ると古墳群エリアに出ます。



外からは名古屋市で一番高い山「東谷山」がきれいに見れます。



ここでは大塚・大久手古墳群が保存されていて、その中のメインは「志段味大塚古墳」。



古墳時代に作られた当時の姿を復元しいて、周りに並べられた円筒埴輪も復元されています。
古墳頂部には木棺も復元され、スマホアプリを使うと今はやりのARで中ものぞけます。





ミュージアムを出て、車で数分走ると志段味古墳群の中ではじめて作られた前方後円墳である「白鳥塚古墳」があります。



およそ1700年経っても、古墳の形が残っています。



この古墳は形が大和で作られたものと形が同じであることから、この地域の王が大和政権との関わりがあったことを示しています。


またこの古墳には神話があり、ヤマトタケルが伊吹山の賊を退治しに向かい、負傷したところに一羽の白鳥が現れ、東谷山の麓までヤマトタケルを運んだところで死んでしまった。そこに白鳥の墓としてつくったのが白鳥塚である言われている。



人もほとんどいないため、一人で古代ロマンに思いを馳せつつ、ゆっくり鑑賞することができます。



当時は白い石英で覆われていて、光を浴びると輝いて見えていたと考えられている。



「白鳥塚古墳」から徒歩5分程のところには、
名古屋で唯一完全な形で横穴式石室を見ることができる「東谷山白鳥古墳」があります。
道路脇に入口があり、少し上ると円墳が現れます。



中には入れませんが、小さい窓から石室の中を覗き見ることができます。


横には中のライトを点灯させるスイッチと、自動音声説明を始めるボタンが。
音声説明を押すとけっこう大音量で話始めるため若干はずいです。




名古屋市内でこんな古墳を見ることができるとは思っていなかったので、
今後市内の古墳・遺跡を少しずつ開拓していきたいと思います!

ちょうどいい熱海温泉


少し時間が出来たため今回は熱海温泉に行ってきました。
日本三大温泉の一つですが、訪れるのは初めてです。


熱海温泉のイメージとしては、昔はハネムーンなどで人気温泉地でしたが、
今は廃れた温泉街という印象。


実際に訪れてみると確かに多くの旅館やお店が休業していたりして、廃れている印象は受けるものの、またそれが魅力の一つとも言えるような雰囲気。
今回は平日に訪れましたが、若者のカップルや友達同士、家族連れなど観光客も結構いて、廃れたと言ってもさすがは熱海温泉。


また、最近では東京からUターンしてきた若者や地元住民が商店街の空き店舗を利用し、おしゃれなカフェやゲストハウスなどが増え、新旧融合でちょうどいい感じになりつつあります。


JR熱海駅周辺が賑わっているエリアであり、商店街やお土産屋が多くあります。




人気の熱海プリン





熱海駅は山の中腹にあるため、海岸沿いに車を止めて歩いていくと15分程上り坂を歩くことになりますが、お店も点在しているためそれ程気になる距離ではありません。


100年続く羊羹屋さん「ときわぎ」



今回の宿は海沿いにある「リブマックスリゾート熱海 シーフロント」に宿泊しました。
前に広島の宮島内でも宿泊したことがあり、なかなか良かったので今回も利用してみました。


ホテルの隣にソープがあるなど風俗街に建てられたようで雰囲気はあれですが、
眺めはオーシャンビューで、晴れればかなり綺麗な景色を見ることができます。


客室露天風呂


4階ベランダからの景色




「日本のハワイ」というのもまんざら嘘ではありません。


2日目の天気がかなり良かったため、熱海湾沿いを散歩するだけで気持ちいい。
犬を散歩しているマダムやベンチでただぼーっとしているおじさんなど、時間がゆっくりと流れています。
海の水も底まで見れるような綺麗な水です。









熱海湾に停泊するボートを見ながらカモメの鳴き声だけを聞き、都会(都会と言っても名古屋)の喧騒から離れ、今までの人生を振り返ったり、今の自分を確認するにはいい場所だと感じました。


熱海湾沿いに歩いていくと、日本一短い「熱海ロープウェイ」に辿りつきます。
約3分間の空中散歩を楽しみ、あまり景色に期待していませんでしが、展望台からはかなりの絶景を見ることができました。
展望台にはテラスあり、コーヒーやアイスクリームを食べながら景色を満喫できます。







テラスからさらに上へ登っていくと、たどり着くのが「熱海秘宝館」。
何度かTVで取り上げられているのを観たことがありますが、興味があまりなかったのと、入場料がロープウェイ往復付きで1,800円と高かったため入場まではしませんでした。


入口には面白ポスターと、今まで訪れたことのある有名人のサインが多く展示されています。
崇拝するダウンタウン松本人志のサインもありちょっと中に入ろうかとも思いましたが、やっぱりやめました。





若かりし猿岩石



秘宝館を通り過ぎ、さらに上がっていくと「熱海城」に到着します。
このあたりには桜が7,8分咲きくらいに咲き誇っており、お城とのコントラストは美しい。
ただお城自体は歴史的に実在していたものではなく、完全に観光用として建てられたものであったため、特に興味はなく中には入りませんでした。


お城横の広場では「さくらまつり」が開催されていて、さるまわしなどのイベントが行われていたり、桜と絶景をみながら食事を楽しむことができます。







熱海温泉は周辺にはMOA美術館や初島など観光地も多く、温泉以外でも楽しめるスポットが多いです。
今回観光しきれなかった場所も多くあるため、またゆっくりしに来たいと思えるちょうどいい温泉地でした。
休日だと人が多いかもしれないので、平日がちょうどいい人の数でよかったと思います。

はじめての整体


最近首や肩が凝っているため、はじめての整体に行ってきました。


整体というと、強く揉んだり身体をほぐしたりのイメージだったけどここの整体はちょっと触ったり動かしたりするだけ。


だけと肩が楽に上にあがるようになったり改善される不思議な整体でした。


そんな中最後にアンケートに感想を書くとき、ふと前の人が書いたアンケート用紙を見ると、

14歳中学生「改善したらどんな事がしたいですか?」という質問に、


「普通の生活がしたい」


…中学生、何があったんや。頑張れ中学生。