ちょうどいい熱海温泉
少し時間が出来たため今回は熱海温泉に行ってきました。
日本三大温泉の一つですが、訪れるのは初めてです。
熱海温泉のイメージとしては、昔はハネムーンなどで人気温泉地でしたが、
今は廃れた温泉街という印象。
実際に訪れてみると確かに多くの旅館やお店が休業していたりして、廃れている印象は受けるものの、またそれが魅力の一つとも言えるような雰囲気。
今回は平日に訪れましたが、若者のカップルや友達同士、家族連れなど観光客も結構いて、廃れたと言ってもさすがは熱海温泉。
また、最近では東京からUターンしてきた若者や地元住民が商店街の空き店舗を利用し、おしゃれなカフェやゲストハウスなどが増え、新旧融合でちょうどいい感じになりつつあります。
JR熱海駅周辺が賑わっているエリアであり、商店街やお土産屋が多くあります。
人気の熱海プリン
熱海駅は山の中腹にあるため、海岸沿いに車を止めて歩いていくと15分程上り坂を歩くことになりますが、お店も点在しているためそれ程気になる距離ではありません。
100年続く羊羹屋さん「ときわぎ」
今回の宿は海沿いにある「リブマックスリゾート熱海 シーフロント」に宿泊しました。
前に広島の宮島内でも宿泊したことがあり、なかなか良かったので今回も利用してみました。
ホテルの隣にソープがあるなど風俗街に建てられたようで雰囲気はあれですが、
眺めはオーシャンビューで、晴れればかなり綺麗な景色を見ることができます。
客室露天風呂
4階ベランダからの景色
「日本のハワイ」というのもまんざら嘘ではありません。
2日目の天気がかなり良かったため、熱海湾沿いを散歩するだけで気持ちいい。
犬を散歩しているマダムやベンチでただぼーっとしているおじさんなど、時間がゆっくりと流れています。
海の水も底まで見れるような綺麗な水です。
熱海湾に停泊するボートを見ながらカモメの鳴き声だけを聞き、都会(都会と言っても名古屋)の喧騒から離れ、今までの人生を振り返ったり、今の自分を確認するにはいい場所だと感じました。
熱海湾沿いに歩いていくと、日本一短い「熱海ロープウェイ」に辿りつきます。
約3分間の空中散歩を楽しみ、あまり景色に期待していませんでしが、展望台からはかなりの絶景を見ることができました。
展望台にはテラスあり、コーヒーやアイスクリームを食べながら景色を満喫できます。
テラスからさらに上へ登っていくと、たどり着くのが「熱海秘宝館」。
何度かTVで取り上げられているのを観たことがありますが、興味があまりなかったのと、入場料がロープウェイ往復付きで1,800円と高かったため入場まではしませんでした。
入口には面白ポスターと、今まで訪れたことのある有名人のサインが多く展示されています。
崇拝するダウンタウン松本人志のサインもありちょっと中に入ろうかとも思いましたが、やっぱりやめました。
若かりし猿岩石
秘宝館を通り過ぎ、さらに上がっていくと「熱海城」に到着します。
このあたりには桜が7,8分咲きくらいに咲き誇っており、お城とのコントラストは美しい。
ただお城自体は歴史的に実在していたものではなく、完全に観光用として建てられたものであったため、特に興味はなく中には入りませんでした。
お城横の広場では「さくらまつり」が開催されていて、さるまわしなどのイベントが行われていたり、桜と絶景をみながら食事を楽しむことができます。
熱海温泉は周辺にはMOA美術館や初島など観光地も多く、温泉以外でも楽しめるスポットが多いです。
今回観光しきれなかった場所も多くあるため、またゆっくりしに来たいと思えるちょうどいい温泉地でした。
休日だと人が多いかもしれないので、平日がちょうどいい人の数でよかったと思います。